さとくら農園について
さとくら農園は、都心から車で約1時間半。相模湖より南の山の中腹にある篠原という集落にあります。四季折々の表情を見せてくれる豊かな里山が今でも残されている土地。オーナーの内藤靖は、東京でイタリア料理店を12年やったのち、藤野に移住して7年、3年間農業を学び、2024年末に就農しました。2025年より本格始動いたします。
山間の地域では中々珍しく1500坪の広さの畑を構えており、作る野菜の品目数は年間を通じて約100品目を目指します。

さとくら農園
神奈川県相模原市緑区牧野2222

オーナー 内藤 靖
東京でイタリア料理のオーナーシェフとして、野菜をいかに美味しくいただけるかを研究していました。特に、看板メニューの一つである「野菜の盛り合わせ」では、野菜の鮮度をいかに保ち、お客様に最高の状態で提供できるかを追求していました。例えば、茹でたトウモロコシは、72時間で50%の甘みが失われてしまいます。野菜は鮮度が命。何とか、畑から食卓までの時間を短くしたいと考えていました。そんな中、東京近郊の藤野の豊かな自然に魅せられ、菜園を営む傍ら、農業の道を模索し始めます。そして2018年、ついに藤野に移住。プロの農家に師事し、農業の技術を学び、2024年には本格的に農家として活動を開始しました。
今、食を取り巻く考え方がグローバルに変わろうとしています。 EUでは、農場(Farm)から食卓(Fork)まで、食料の生産から消費に至る全ての過程を包括的に捉えた「Farm to Fork(ファームトゥフォーク)戦略」を策定し、2030年までに持続可能な食料システムを構築することを目指しています。一方、アメリカでは農場(Farm)から食卓(Table)まで、食料の生産から消費に至る全ての過程をできる限り短くし、地元の食材を地元のレストランや家庭で消費する、という食のあり方を指す「Farm to Table(ファームトゥテーブル)」という考え方がインフルエンサーによって生まれ注目を浴びています。いずれも、食を取り巻く環境がこれまでとは大きく変わろうとしている世界的な動きがあります。
イタリアンシェフとして働きながら、日々感じていたことがグローバルな潮流になってきました。 さとくら農園では、身を置くだけでリトリートできる里山の畑を通じて、皆さんと食にまつわる様々な関係性を一緒に築いていけたら、また、食のあり方を一緒に考えていけたらと思っております。ぜひ一度畑にいらしてください。お待ちしております。
また、チームビルディングやリモートワーク等の企業研修等のプログラムも承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。